散歩しつつ、オーパーツ的なのを見かけて耽る

広島市に地下鉄が無いのは、軟弱地盤だからなんて言われてる気がするけども、

福岡とかに有るから、果たしてどうなんだろうか?

軟弱地盤な理由は三角州で、山から流れてきた土砂が堆積してできてる土地だから。

実際、そこらの電柱に有る「海抜〇〇M」みたいな看板が軒並み海以下だし。

 

で、あたしのバイト先の商工センター内に有る、中央卸売市場なんてのは埋立地。

国土地理院の地図とか見てたら面白いんだけども、リアルにその形跡が残ってるから、

歩いて見回るとなお面白い。

早速現れるのは、どこにでもありそうな堤防。

堤防なんだけども、その先海に面してそうな左側のコンクリの向こうに建物が有る状態。

西区のスポーツセンターとかだったはず。

右手側に草津の球場があって、それはかなり昔から有る。

んで、この堤防の左側の元海は埋め立てたときに陸地になり代わり建物ができた次第。

幅的に、車も走れたんじゃないかと思う。

なにせ、ガードレール有るし。

 

そんなガードレールでいうと更に変なのが1つ。

その堤防の下、市営住宅だったと思うけどずっと並んでて、その側にまたガードレール。

が、ガードレールの外側は舗装された遊歩道状態で、そもそもレールの向き的に道路になってるはずの場所は、草がボーボー。

 

ということで、埋め立てられる前の1960年代の航空写真を引っ張り出してきて比較

左が1960年代、右が現代。

で、現代写真の方に赤丸を2個入れてるのは、それぞれの写真撮影場所。

楕円の丸は堤防で、普通の丸はオーパーツなガードレールの場所。

古い野球場が残ってるから、比較しやすいけども、地図の下半分がガラッと違うもんで、

これはなかなかおもしろいと思う。

 

そうすると、60年代は整然と住宅街が並んでて、それにそって道路が有る。

で、堤防の名残の下側に道路が確認できて、あとから市営住宅ができてるから、

やっぱし普通に外周道路が通ってて、それ用のガードレールだったんだろうなぁと。

なおかつ、もっと広域で見ると農地が多く、実は堤防の内側に川が流れてて、

過去にあった道路の外に小川程度のやつが流れてたんじゃないかと思う。

そんな事もあって、60年代の地図は、堤防に向かって橋が2本有るように見えるし。

ただ、右側の橋は現在かけ直し中で何もない状態。

いや、下が公園的な状態なのに、橋をかける必要あるのか?

って思いつつ、普通に土砂を山積みにして整地して道路にしたら良いのにと思ったんだけど。

 

ということで、散歩中に楽しんでる話を1つ。